AIで作った髪型。本物との違いが分からなくなってきた時代の美容室選び。

今回のブログの写真を見てください。
この写真、本物のヘアスタイルだと思いますか?
これはAIで作った画像です。
数年前ならこれを見ても、迷わず本物の写真だと思ったはずです。
でも今は違います。
AIの進化によって、本物の写真とほとんど見分けがつかないレベルになってきました。
この影響は、良くも悪くも、美容業界も例外ではありません。
以前は美容室のホームページや広告に載せる写真は、実際にモデルを使って撮影するのが当たり前でした。
サロンで撮影したり、スタジオを借りてフォトシューティングをしたり。
時間もお金もかけて、本物のヘアスタイルを見せていました。
その後、Instagramが広まり、お客様を施術した後にスマートフォンで撮影して発信する流れが増えました。
そして今は、AIで簡単に理想的なヘアスタイル写真を作れる時代。
ショートヘアも、ボブも、メンズカットも、パーマも、カラーも。
サロンが欲しい客層に合わせて、写真を何枚でも作ることができます。
AIと本物との違いの差は、これからどんどん縮まり、誰が見ても分からないような状態はすぐに来るでしょう。
写真だけでは分からない時代になった
もちろんAI自体が悪いわけではありません。
便利な技術ですし、僕自身も文章を書く時に活用しています。
ただ、お客様側が気をつけるべきことがあります。
それは、
「その美容師が本当にその技術を持っているのか」
ということです。
AIで作られた理想的な写真を見て来店したけれど、実際には同じように仕上げられなかった。
思っていた仕上がりと、なんか違った。
そんなことが今後は増えていくかもしれません。
写真だけで判断することが、以前より難しくなっているからです。
だから僕は最近、ヘアスタイル写真だけで自分をアピールすることを減らしています。
代わりに増やしているのが、このブログです。
どんな考えで仕事をしているのか。
なぜその提案をするのか。
何を大切にしているのか。
そういった部分を伝えることに力を入れています。
これからは「誰に任せるか」がもっと大切になる
AIが進化すればするほど、技術的な情報や画像は誰でも作れるようになります。
翻訳も簡単になります。
言葉の壁もどんどん小さくなります。
だからこそ最後に残るのは、人だと思っています。
どんな人なのか。
どんな経験をしてきたのか。
どんな価値観を持っているのか。
どういう気持ちで仕事をしているのか。
デジタル社会によって便利になればなるほど、逆に人との関わりは大切になっていくと思います。
人の温もりや、
誰かと心を通わせること。
そういったものの価値は、これからますます大きくなっていくはずです。
美容室は髪を切る場所ですが、それだけではありません。
自分の悩みを相談したり、
新しい自分に挑戦したり、
気持ちを前向きにしたり。
人と人との関わりがある仕事です。
AIがどれだけ進化しても、その部分は簡単には置き換えられないと思います。
だから僕自身は、
「どんな髪型を作れるか」
だけではなく、
「どんな考えでお客様と向き合っているか」
を発信し続けたいと思っています。
写真だけでは分からないこと。
それが、これからの美容室選びでますます大切になっていくと思います。


