Q. パーマや縮毛矯正(ストレートパーマ)のためにどんな薬剤をつかっていますか?
A. ARIMINO(クオライン)、NOEMI(ラジカルアシッド)。全て日本のメーカーです。
Hairdresser Takaでは、下記のような全ての髪質、頭皮の状態に対応できる数種類の薬剤を準備しております。
・ショートやロングなどの様々なヘアスタイル
・細毛や薄毛に悩む方・敏感肌で、頭皮に薬剤をつけたくない方
・乾燥やダメージしている髪に悩んでいる方
・カラーやブリーチ、ハイライト、縮毛矯正をしている方
(※パーマとストレートは、髪の形を変えてウェーブかストレートにするかの違いで、使用する薬剤は基本的に同じになっております。)
また、Takaが上記のメーカーの薬剤を使う理由を下にまとめました。
①必要最低限のアルカリ量で、ダメージを抑えたパーマ・ストレートができる。
②薬剤メーカーが、明確な成分内容を表示してるので、安心してお客様の髪に使える。
③大きいメーカーの薬剤なので、製造トラブルが起こる可能性が極めて低く、薬剤が安定してる。
必要最低限のアルカリ量で、ダメージを抑えたパーマ・ストレートができる。
主に、還元剤とアルカリ剤が主成分となり、パーマとストレートの薬剤を製造しています。
髪の形を変えるのが、還元剤。
還元剤を髪の中に浸透させるのが、アルカリ剤です。
このアルカリ剤の濃度が多ければ多いほど、髪のダメージしやすいと言われています。
Takaもたくさんのお客様を担当させて頂いてきましたが、アルカリ剤濃度が低い施術をし、数か月後の髪の状態をチェックすると、髪質が大きく損なわれていないことを身に染みて実感しています。
そうすると、髪のダメージを最小限にしながら、定期的にパーマやストレートをしたり、同時にカラーリングも楽しむことができます。
逆に、太くて健康な髪は、ある程度のアルカリ剤を使わないとパーマや縮毛矯正がかからないこともあります。
一概に、高濃度のアルカリ剤は必要ないとは言えませんが、5cm程度の短くて健康な髪以外は、基本的にアルカリは少ない方がいいと思います。
※豆知識として、一番アルカリ剤の濃度が高いカラー剤は、ブリーチ剤です。
薬剤メーカーが、明確な成分内容を表示してるので、安心してお客様の髪に使える。
上記でご説明した還元剤とアルカリ剤と、もう一つ加えたpH(ペーハー) の3つを基準に、お客様1人1人の髪の状態に合わせた薬剤を使用しています。
pHは、酸性、中性、アルカリ性を数値化したものです。
学生のころにリトマス紙で実験しましたね。
この3つの成分濃度量を分からずに、パーマやストレートをするのはとても危険であり、(強いダメージで髪が切れてしまった。)というようなトラブルが起こる可能性が極めて高くなります。
Takaは、常にこの成分内容をもとに、安全な施術を心掛けています。
・NOEMI→アルカリ度0ml、pH6.5、還元力6.45%
(引用元:http://noemi.tokyo/haircare)
・ARIMINO→アルカリ度0.7~3.5ml、pH7~8.9、還元力5~10.7% (※T280はアルカリ度が高すぎるので使っていません。)
(引用元:https://www.arimino.co.jp/products/quoline/lineup/)
大きいメーカーなので、製造トラブルが起こる可能性が極めて低く、薬剤が安定してる。
食品などの製造会社でも似たようなことが言えると思いますが、大きい会社は定期的に製品を供給しているため、安定した品質の薬剤が多いです。
Takaは、安心してお客様の髪に使用する事が出来ます。
最後に。
パーマや縮毛矯正 (ストレートパーマ) のために、Takaが使っている薬剤について説明しました。
①ダメージを抑えたパーマ・ストレートができる。
②明確な成分内容を表示してるので、安心してお客様の髪に使える。
③製造トラブルが起こる可能性が極めて低く、薬剤が安定してる。
すべての仕事をする際に、まず考える事はお客様の髪が素敵になること。
これからも、このモットーを大切にしていきたいと考えております。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。