日本人の髪型に飽きた方へ。

この記事は、以下のような方に書いています。

・流行しているヘアスタイルに飽きた

・人と違うヘアスタイルにしたい

・固定概念を無くして、本当に自分に合ったヘアスタイルにしたい

世の中には、なぜ同じような髪型が多いのか?

新しいヘアスタイルや美容室を探す時に、インターネットやSNS、雑誌を見ますか?

そこには、似たようなモデルとヘアスタイルが多いと感じた事はないですか?

その理由の1つは、日本は単一民族国家であり、90%以上が日本人だからです。

要するに、日本での人種はほとんどが同じで、考え方や価値観がとても似ています。

アメリカやヨーロッパ諸国は、多民族国家であり、様々な人種のモデルでのファッションやヘアスタイルを、街中で見ること出来ます。

また、色んな国籍とのハーフの方々もいらっしゃるので、1人1人に個性があり、とても美しいです。

そんな単一民族国家の日本で、ヘアスタイルで、どの様にそれぞれの個性を出していくのかを以下でまとめました。

顔の輪郭、形に合わせる

同じ国の同じ人種だとしても、顔の大きさや、鼻・目・おでこ・口の形が異なります。

アジア人を例にとります。

北の出身地の方々は、顔のパーツがやわらかい、ほっそりしてるのに対し、南の出身地の方々は、顔のパーツがはっきりしてる、ふっくらしてる傾向があります。

これは、どちらが良い・悪いという事ではなく、その特徴をより活かすのか、もしくは特徴を抑えて目立たないようにするのか、という考えがとても大切になってきます。

世の中では、コンプレックスを改善したいと思う人が多いです。

逆にその特徴を活かす事も、個性を輝かせるために、時には大切になります。

頭の骨格に合わせる

東洋人(アジア人)は、頭が四角く、後頭部の丸みが少ない事が多いです。

西洋人(アメリカやヨーロッパ人)は、頭が卵型で、後頭部に丸みがある事が多いです。

東洋人の様な、角張った形だと、「強さ」「たくましさ」「かっこいい」などの印象があります。

西洋人の様な、曲線状の形だと、「優しい」「やわらかさ」「かわいい」などの印象があります。

これらは、性別にはあまり関係なく、1人1人がどう自分を見せたいかによって、頭の骨格をどう見せていくかが大切になります。

どんな頭の形でも、ヘアカットやパーマなどで、より四角く。もしくは、より丸く作ることが可能です。

髪のクセに合わせる

日本は湿度が高い影響で、髪のクセに悩んでる方も多いです。

これは、髪のクセ(うねり)そのものに問題があるのではなく、髪がまとまらないことで、きちんとしたヘアスタイルになってない事に困っている方が多いのではないでしょうか?

髪のクセに合わせた、クセがより活きるようなヘアカットやパーマをすると、縮毛矯正をしなくても良い場合がよくあります。

少し勇気を出して、縮毛矯正をやめてみるのも良いですよ!

体型や身長に合わせる

ヘアスタイルによって、体型の見え方が違うのをご存じですか?

例えば、体型を細く見せたい場合は、ミディアム・ロングヘアがおすすめです。

逆に、体型を大きく見せたい場合は、ショートヘアです。

身長の低い人が、身長を高く見せたい場合は、ショートヘアがおすすめです。

逆に、身長の高い人が、身長を低く見せたい場合は、ロングヘアです。

これは、横と縦のバランスによる目の錯覚を利用した理論です。

なのですが、

前髪のデザインや、カラー、パーマをすることで、これらの逆の事も可能です。

このくわしい内容については、また違う記事で書いていきます。

ライフスタイルに合わせる

日常の生活の中で、いつシャンプーをいつするのか。

スタイリング剤を、髪の毛につけるのか。

ヘアドライヤーを使うのか。

髪を結ぶのか。

などなど、お手入れ方法によって、ヘアスタイルは大きく変わります。

髪の長さや、ヘアカラーの明るさ、パーマのウェーブの強さ、縮毛矯正でどれくらいの質感にするかなど、ヘアカットだけではなく全てにおいて重要な事です。

社会的立場に合わせる

仕事や家庭、学校などの1人1人の生活している場所によって、美容師が提案するヘアスタイルは異なります。

それぞれの社会的立場に合わせて、ヘアスタイルを通してどう見せたいかを、一緒に考えるのが大切です。

まとめ

どの美容室に行っても、同じ様なヘアスタイルになり、自分の髪質はこうだから、こういうヘアスタイルしか出来ない。 と思っていませんか?

Hairdresser Takaは、ロンドンで様々な人種や国籍の方を担当した経験をもとに、色んな角度からお客様を診て、提案をさせて頂いております。

常識や固定概念にとらわれず、お客様の新しい発見になるお手伝いが出来たら嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。