日本人の髪型に飽きたあなたへ。“自分らしさ”を引き出す新しい選択

さまざまな髪色・表情を持つ男女3名のポートレート。多様な“自分らしさ”を表現しているコラージュ写真。中央にHairdresser TAKAのロゴ。
日本人の髪型に飽きたあなたへ。“自分らしさ”を引き出す新しい選択

こんな方に向けて書いています

  • 流行りの髪型にちょっと飽きてきた
  • 人と違うスタイルを楽しみたい
  • “似合う”の前に、“自分らしい”を大事にしたい

SNSやホットペッパービューティーで髪型を探していると、「どれも同じに見えるな…」と感じたこと、ありませんか?

それって、ある意味しょうがないことなんです。日本は90%以上が日本人という“単一民族”の国。顔立ちも文化も似ているからこそ、どうしても似たようなスタイルが集まりやすい。

でも、それだけじゃもったいない。
髪型って、本当はもっと“自分”を映し出すものだと思うんです。


「似合う髪型」は、もっと自由でいい

1. 顔のつくりに合わせて、“活かす”か“抑える”かを選ぶ

顔の形やパーツのバランスって、人によって本当にさまざま。
例えば日本人でも、北と南で顔立ちの印象がちがったりします。

ほっそりして柔らかなパーツの人もいれば、はっきりして立体的な顔立ちの人もいる。
それぞれの特徴を活かすか、やわらげるか。その選び方次第で、ぐっと魅力が引き立ちます。

コンプレックスに感じている部分も、視点を変えると「いい個性」に変わる。
それを一緒に見つけていけたらいいなと思います。


2. 頭の形から印象を変える

東洋人は、頭の形がやや四角めで後頭部が平らな方が多い。
一方、西洋人は、たまご型で後ろに丸みがあります。

この違いが、その人の印象にすごく関係してくるんです。

  • 角のあるシルエット=クール・シャープ・かっこいい
  • 丸みのあるシルエット=やさしい・柔らかい・親しみやすい

どちらが正解ではなく、「どう見せたいか」で調整できます。
カットやパーマ、ストレートで、四角くも丸くも、印象は自由に変えられるんです。


3. 髪質のクセは、“個性”に変えられる

湿気の多い日本では、髪のクセに悩んでいる方も多いですよね。

でも実は、クセがあること自体が問題じゃなくて、「まとまらないこと」が困る原因だったりします。

クセを活かすカットや、ナチュラルな動きを出すパーマを選べば、縮毛矯正をしなくてもスタイルはつくれます。

パーマは、直毛の人だけのものじゃありません。
クセがあっても、髪質によってはパーマをすることも全然ありです。

一度、まっすぐに伸ばすことを“前提”にしない髪型も試してみてほしい。
そこに新しい自分が隠れているかもしれません。


4. 体型や身長とのバランスも大事

ヘアスタイルって、実は体全体の見え方にも関係しています。

  • 体のラインをすっきり見せたい → ミディアム〜ロングヘア
  • 体のラインをやわらかく見せたい→ ショートヘア
  • 身長を高く見せたい → ショートやアップスタイル
  • 身長を低く見せたい → ロングや重めのスタイル

これは“縦と横のバランス”による目の錯覚。
でも、カラーや前髪、パーマなどでも印象はコントロールできます。

その人に合った“見せ方のデザイン”を一緒に考えていきます。


5. ライフスタイルに合うかどうか

  • 毎日ドライヤーをかける?
  • ワックスは使いたい?
  • 髪を結ぶことが多い?
  • 朝、髪にかけられる時間は?

こういう“日常”のこと、とても大切です。

スタイルは見た目だけじゃなく、暮らしに合っていないと意味がない。
無理せず、自分のペースで扱える髪型。それが、本当に満足できるスタイルだと思っています。


6. 社会的なシーンも考えて

仕事、学校、家庭、それぞれの立場によって、求められる印象や身だしなみは変わります。

「ナチュラルにしたいけど、仕事では清潔感が必要」
「ちょっと冒険したいけど、浮きすぎるのは避けたい」

そういったご相談も、ぜひ気軽に話してください。
今の自分にフィットする髪型を、一緒に見つけていきましょう。


髪型で、“自分らしさ”をもう一度

「自分の髪質じゃ、こういう髪型は無理だろうな」
「美容室に行っても、なんかいつも同じ感じ」

そんなふうに思っている方こそ、一度ぼくに会いに来てほしいです。

ロンドンで多国籍のお客様と向き合ってきた経験から、
髪型は「その人の個性や魅力を引き出す表現」だと思っています。

固定概念にとらわれず、
あなたにとっての“新しい似合う”を一緒に探していけたら嬉しいです。