“この長さで、正解?”って迷ったときに考えてほしいこと

様々な髪質・スタイルの男女のヘアスタイルを比較したビフォーアフターのコラージュ。ボブ、ロング、レイヤー、カールなど、異なる長さや質感の違いが一目でわかる構成になっている。
“この長さで、正解?”って迷ったときに考えてほしいこと|Hairdresser TAKA

髪を切るとき、「どこまで切ろうかな」って迷うこと、ありませんか?
短くしたい気分だけど、やっぱり少し不安だったり。
周りからどう見えるかも気になるし、自分でもピンとこなかったり。

意外と、「長さ」って難しいんですよね。


たった1cmでも、印象は変わる

例えば同じボブでも、

  • 耳にかかるかどうか
  • 首元が出るかどうか
  • 前髪の幅を少し広げるかどうか

それだけで「雰囲気が変わったね」って言われたりします。

だから、「ちょっとだけ変えたい」というオーダーでも、ちゃんと意味があると思ってます。


僕がカウンセリングでよく聞くこと

長さの相談をされるとき、僕はよくこう聞きます。

「今の長さ、どんなふうに感じてますか?」

そこから見えてくるのは、

  • 重く感じてる
  • 結びグセが気になる
  • 耳にかけやすくしたい

みたいな、“その人の生活の中のリアル”です。
だからこそ、ただの数字(◯センチ)じゃなく、
“どうありたいか”を一緒に探す時間だと思ってます。


切ったあとに、「あ、これでよかった」って思えるように

そのためにやってることはシンプルで、

  • 一緒に長さを確認しながら切る
  • 「ここまで切るとこうなるよ」ってちゃんと説明する
  • 無理に変えすぎない

大事なのは、「自分でしっくりくるかどうか」だと思ってるので、
ちょっとずつ微調整することもよくあります。


こんなふうに考えてもらえたら嬉しいです

「似合うかどうか」も大事だけど、
「今の自分にちょうどいいかどうか」って、もっと大事だったりします。

もし迷ったら、いっしょに考えましょう。
切る前のその時間が、実はいちばん大事だったりするので。